自然治癒力発毛理論/理学博士鶴巻成男
髪がどっとこむトップページ自然治癒力発毛理論第3章 毛髪の生成、成長を阻害する原因、要因Hシャンプー剤による弊害


〜第3章 毛髪の生成、成長を阻害する原因、要因〜

(1)頭皮組織の機能障害 Hシャンプー剤による弊害 
Hシャンプー剤による弊害
従来から、シャンプー剤はカチオン系、アニオン系、非イオン系等、洗浄作用上の分類によって選択され、香料、保存料、色素等の添加物の有無によって安全性が確認され、更に配合されているヘアケア成分で良否が決められていました。しかし、本当に髪を大切にする方、発毛、育毛をなさりたい方はこの三つの要素に惑わされず、シャンプー剤の原点である洗浄基材(洗浄成分)に何が使われているかを見極める事が必要です。
洗浄成分によってはどんなに優れた発毛剤や育毛剤を使おうと、思うような効果が出ないばかりか、異常脱毛を誘発し、逆効果になる場合があり、又、それを使用していた理容師、美容師の人達も手掌に難治な皮膚障害を起こし、その業を去って行った方もいるという現実を改めて考慮する必要があります。

従来のシャンプー剤は成分の約70%が水で、残りの30%が洗浄成分、その中の数%に添加成分が入っているのですが、最も問題になるのは洗浄成分で、現在、市販されているシャンプー剤の大半は、石油類から作られる化学合成界面活性剤が用いられ、石鹸シャンプーと言われるものには苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)あるいは苛性カリ(水酸化カリウム)と植物油から成る洗浄成分が用いられています。
化学合成界面活性剤は、皮膚や毛髪に与える影響も多い事から、他の添加物と共に厚生省は法定表示を義務付け警告をしてきました。特に「ラウリル(ラウレス)硫酸塩類」は「肌を荒らす」「毛髪を痛める」「育毛障害がある」という、大変ショックな警告がありながら、その弊害までは我々には周知されていなかったようです。
更に恐ろしい事に、90%も皮膚内に残留し、血流に乗って卵巣や精巣に届き、卵子や精子に影響を与え、不妊症の原因になったり、血液中の成分を破壊し、ガンを始め、様々な病気の原因を引き起こし、悪い事に生体内ではこれらの物質を分解して解毒する酵素がない為に、体内に残留してしまうということで、すでに多くの消費者は知っています。
又、化学合成界面活性剤は蛋白質の溶解、凝固、あるいは強い脱脂力、他の分子との分離作用等が表皮の角質層の組成を損傷させ、オイルゾーンを押しのけ真皮層内に蓄積され、コラーゲンやエラスチンを作り出す繊維芽細胞の蛋白組成と細胞間にある脂質セラミドを変性させ、頭皮は柔軟性、弾力性のない硬い組織に変化して行きます。
こうなると真皮層はおろか、皮下組織の血流、リンパ流、組織液の流動性が失われ、毛組織と毛乳頭組織の機能が低下する為に、毛髪の生成がスムーズに行なわれなくなります。

石鹸シャンプーの洗浄成分となる苛性ソーダや苛性カリはアルカリ金属元素の水酸化物からなり、いずれも強いアルカリ性を示し、皮膚や毛髪などの組織に対して強い作用を呈し、腐食させることで知られていますが、これ等の性質から、皮脂を根こそぎ洗い落としてしまうことで、頭皮温度を低下させ、角質層の損傷を招き、フケの発生や雑菌の発生による皮膚のトラブルを起こし易くなります。特に頭皮、毛穴に存在する皮脂を除去してしまうと、防御機能が断たれてしまうと、発毛剤やヘアダイ液、パーマ液等、その他の化粧品類に含まれる化学合成物質はもろに頭皮を直撃し、毛包、毛根鞘、毛母細胞、毛乳頭に浸透し、これらの組織の蛋白組成を変成させたり、損傷させる為に毛髪の生成力が低下し、異常脱毛、薄毛の原因になります。
このシャンプー剤は、必要以上に毛髪を膨潤させる事から毛表皮や毛皮質の組織結合や組成が弱まり、毛皮質内に存在するケラチンやシスチン、その他の間充物質の流出を招き、従来は一方的に高齢が原因とされていた、細毛、薄毛、ハリやコシの無い髪の原因にもなります。その為に酸性リンスが必要となるのですが、肝心の洗浄成分がこのようなものでは何を付加しても一過性の対症法に過ぎず、洗髪の際目にしみる、肌が荒れる等々、様々なトラブルも生じています。
最近は天然のようなイメージを与える医薬部外品(薬用)のシャンプー剤が出回っているようですが、医薬部外品のシャンプーは必ずしも天然とは言えません。なぜなら、角質サイクルを遅らせるジンクピリチオン(ピリチオン亜鉛)と殺菌を目的としたピロトンオラミンからなる化学合成成分を混入しなければ認可が得られません。しかも全成分表示の必要がなく、実際には何が混入されているのか消費者には全く解りません。

 オールパーパスシャンプー「彩乃」と発毛補助シャンプー「デオコ・S2」はこれ等の有害洗浄基材を用いず、ヤシ油脂肪酸とコラーゲンあるいはシルクに洗浄機能を持たせ、弱酸性を保持し、頭皮や毛髪の健康を阻害しないという基本的な特徴があり、技術者の手を荒らすことなく、リンスの必要もありません。
 「彩乃」はベーシックなシャンプー剤として、業務用まで揃え、「デオコ・S2」はビフィズス菌、大豆イソフラボン等の発毛、育毛成分、ケラチン、コラーゲン等の毛髪肥育成分、キトサン、ヒバマタ等のトリートメント成分が配合され、発毛、育毛を促しながら、頭皮、毛髪の健康を維持します。



G雑菌の繁殖及び皮膚炎による脱毛 I5α−リダクターゼの過剰分泌による脱毛


第3章 毛髪の生成、成長を阻害する原因、要因
脱毛の原因、要因
(1)頭皮組織の機能障害 @禿と遺伝
           〃      A皮脂過多症
           〃      B皮脂やフケの異常発生による脱毛
           〃      C頭蓋骨の骨格に起因する脱毛
           〃      D頭皮の過度な緊張による脱毛
           〃      E毛髪の固着力減退による脱毛
           〃      F頭皮温度の低下による脱毛
           〃      G雑菌の繁殖及び皮膚炎による脱毛
           〃      Hシャンプー剤による弊害
           〃      I5α−リダクターゼの過剰分泌による脱毛
           〃      J免疫機能の異常による脱毛
           〃      K「かつら」「増毛法」「植毛」が及ぼす脱毛【かつら】
           〃                 〃             【増毛法】
           〃                 〃             【植毛】
           〃                 〃             【心理的なマイナス要因】
(2)体内の生理機能の低下及び異常に起因する脱毛 @冷え、低体温
                  〃              A咀嚼不足
                  〃              B消化機能の不調
                  〃              C栄養の吸収力の低下
                  〃              D貧血 
                  〃              E肝機能障害
                  〃              F腎機能障害
                  〃              G便秘 
                  〃              H腎虚症 
(3)心と脳・神経にかかわる脱毛  @アドレナリン作用が毛髪の生成を阻害する
             〃        Aストレスが毛髪に与える影響
             〃        B強迫観念が脱毛を悪化させる
             〃        C闘争本能に起因する脱毛
             〃        D性生活の不満に起因する脱毛
             〃        E夫婦、家族内の不和に起因する脱毛
(4)環境に起因する脱毛 @無視できない気候による要因
         〃      A電磁波のもたらす影響 1.電磁波とは
         〃              〃       2.毛髪と電磁波
         〃              〃       3.発毛ドックにおける電磁波被害の症例
         〃      B加工食品  1.スナック菓子
         〃          〃    2.清涼飲料水、炭酸飲料水など
         〃          〃    3.ドリンク剤
         〃          〃    4.タバコ

HOME|発毛データおすすめ発毛・育毛商品商品の注文お問い合わせサイトマップ
髪がどっとこむ 管理運営者/ 日本発毛協会毛髪蘇生士 生沼清道
〒326-0047 栃木県足利市錦町62-2 
0284-44-2993(電話での毛髪相談・商品の注文はできません。)
e-mail info@kamiga.com
◇特定商取引法に基く法律表記◇個人情報保護方針

Copyright (C) 2006 kamiga.com All rights reserved.
【掲載の記事・写真・イラストなどの無断複写・転載等を禁じます。】